昨日の続きです。
 
 
占星術は象徴を読み解くものなので
出生図に描かれるものの解釈や
天体の使い道は色々。
 
 
MCにくっついたキロンを
「仕事で傷やコンプレックスを受けやすい」
という形ではなく
 
「キロン的立場としての社会的理想の姿」
 
つまり
 
「占星術師(やホメオパスなど)としてのお仕事」
 
という形で使えば
ネガティブは一気にポジティブに切り替わります。
 
 
自分自身が傷を持っているからこそ
その傷を乗り越えた時に
他者に癒しを与える事ができる
 
もしくは同じ様な傷を持つものとして
他者を癒していくときに
自らも癒されるという
 
「傷ついたヒーラー」としての
キロン本来の役割を社会の中で果たすことが
可能になるのだと思います。
 
 
そう考えると、どうして自分があの家に生まれ
両親の離婚や、母親から一家心中に誘われる
という傷付く体験をしたのか説明がつくのです。
 
 
自分が今世でやりたい目的のことをやるため
そして、なりたい理想の姿(傷付いたヒーラー)
になるためには
 
人生のシナリオとして
初期段階でまず傷付く必要がある。
 
 
そのために私の潜在意識は
赤ん坊だった妹だけを連れて私を置いて
母を家出させて「親に捨てられた」と認識させたり
 
母に一家心中に誘わせて、
トラウマを抱える経験をさせたりしたのです。
 
 
全て自分の潜在意識の思った通り。
この視点から自分の人生を眺めて行くこと
 
あの親に〇〇されたとか夫に〇〇された
という被害者として生きるのではなく
 
自分に何らかのメリットや目的があって
親や夫など周囲の人に私が〇〇させた!
という視点を持つことが
 
自分の人生の主体者として生きる
カギになると思います。
 
 
誰の出生図にもキロンがあります。
キロンのサインやハウスを見ていく事で
まずは自分がどんな事に傷を持っているのか気づき
 
その傷を持って生まれたことに
どんな意図、どんなメリットがあったのか
という視点で見ていく事が
傷が傷でなくなる早道かもしれません。
 
 
 
 

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